われに還る熊野
The Reflexive Kumano

時間を切り売りして得たマネーの力で、物事を手に入れる都会のライフスタイルを捨て、
「自給」を基本に「信頼」と「互恵」に基づく生活へと転換することで、等身大の自分を取り戻したいと考え
私たちは東京や大阪から紀伊半島の奥深く、世界遺産の地 熊野へと移り住みました。
地場産品を加工する作業所を運営し、自らも畑を耕しながら
日常の暮らしの中で感じたこと、熊野の四季折々の姿を記します。

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じゃばらジュース
じゃばらジュース

「邪気をはらう」が名前の由来といわれる柑橘類の一種「じゃばら」をたっぷり使ったジュースを造りました。
「じゃばら」は三重県と奈良県の県境にある和歌山県の飛地、北山村だけで栽培されている柑橘類です。
作付面積が少ないことと、昨年の不作もあり、その果汁は貴重品ともいえます。
いつもは「じゃばら風味ぽん酢」に使用しているのですが、この季節限定でジュースにしました。
ビート糖と水だけで味を整え、3〜4倍に薄めて飲めるようにしました。
柚子などの柑橘とは、ひと味違う酸味と風味が楽しめます。
                               
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| 加工部の製造日記 | comments(0) | trackbacks(0) | posted by 横瀬 恒人
勝浦のまぐろ祭り
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勝浦漁港で行われたまぐろ祭りに参加し、おなじみの釜餅やじゃばらぽん酢を販売してきました。勝浦は生マグロの水揚げ日本一の漁港なのです。
昨日の昼過ぎから晴れてきた天気は、すでに初夏を思わせるような強烈な日差しと気持ちのいい初春の気温といった、いかにも南紀の海の祭りにあった陽気でした。
140kgもある特大のメバチマグロの解体即売やマグロの試食コーナーには長蛇の人並みが取り巻き、なかなかマグロを近くで見ることができないほどの盛況でした。
だから、写真もまぐろ祭りなのに、特大クロカワカジキなのです。船の上で暴れると危険なので、自慢のとんがったくちばしは切り落とされています。
こういう外洋を泳ぎ回る、身近にいない生き物が発するオーラの前では、加工食品はとてもおとなしく見えてしまいますね。あらためて生き物の力を感じました。
でも、釜餅も無事完売。気持ちのいい一日でした。
                               
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| 山村の地域おこし | comments(0) | trackbacks(0) | posted by 横瀬 恒人
梅の花が咲きました
梅の花

立春を過ぎてから、急に暖かくなってきました。
梅の花も咲き出し、場所によっては満開!というところもあります。
梅は香りもいいですね。
よく見ると、ミツバチが花に集まってきていました。
今年は暖冬の影響もあって開花も早いようで、虫たちがついてこれないと、花は咲いても実がつかないということも心配されましたが、
とりあえず、一安心といったところでしょうか。
梅の実は、当然、梅干や梅ジュースの原料となります。
梅の実の収穫は6月。
それまで、ときどき見て、実が大きくなっていく様をよく見てみたいと思っています。
そういえば、ウグイスの声も聞こえ始めました。
春はもうすぐのようです。
                               
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| 熊野での田舎暮らし | comments(0) | trackbacks(0) | posted by 横瀬 恒人
釜餅のあんこ炊き
釜餅のあん製造

釜餅のあんこは、北海道産の小豆と砂糖、そして海水塩だけで作る、自社製のつぶあんです。
小豆のアクを取りながら煮立て、砂糖・塩を加えた後は、絶対にこがさないように、力を込めて鍋底からかき混ぜ、約3時間かけてあんこを作ります。
火加減や堅さの調整など、なかなか真似のできない、熟練の技が必要です。
実は、このあんこ、くどくない、すっきりとした甘さと評判です。
自己主張しすぎないあんこが、よもぎ釜餅のよもぎの香りや、古代米釜餅の素朴な風味を、絶妙にひきたて、満足感のある食味を生み出しています。
釜の中で手搗きするおもちと共に、手作り釜餅になくてはならない重要なメンバーです。
                               
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| 加工部の製造日記 | comments(0) | trackbacks(1) | posted by 横瀬 恒人
新宮の御灯まつり
お灯まつり

昨日2月6日、新宮市の神倉神社で御灯まつりが行われました。
上り子と呼ばれる男衆が、日没後、神倉山の山頂付近にあるゴトビキ岩といわれる巨岩の付近に集まり、火をつけた松明を持ち、538段の急な石段を駆け下るお祭りです。
神倉神社には以前に訪れたことがありますが、普通に降りても恐いくらいの急勾配の石段を駆け下る心境はどういうものなのだろうかと思いました。
もっとも、駆け下っているのは先頭の若者たちのみ、そのあとには子供たちを含めた集団がゆっくりと降りてきました。
境内のまわりにも一軒の屋台もないお祭りですが、かえって歴史を感じることのできる祭りです。
しかし、すべての祭りに言えることですが、見るより、参加する方が、一層面白そうなお祭りでした。

神倉神社ゴトビキ岩
ゴトビキ岩

神倉神社石段
神倉神社の急な石段
                               
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| 熊野古道ガイド | comments(0) | trackbacks(0) | posted by 横瀬 恒人
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