昨日2月6日、新宮市の神倉神社で御灯まつりが行われました。
上り子と呼ばれる男衆が、日没後、神倉山の山頂付近にあるゴトビキ岩といわれる巨岩の付近に集まり、火をつけた松明を持ち、538段の急な石段を駆け下るお祭りです。
神倉神社には以前に訪れたことがありますが、普通に降りても恐いくらいの急勾配の石段を駆け下る心境はどういうものなのだろうかと思いました。
もっとも、駆け下っているのは先頭の若者たちのみ、そのあとには子供たちを含めた集団がゆっくりと降りてきました。
境内のまわりにも一軒の屋台もないお祭りですが、かえって歴史を感じることのできる祭りです。
しかし、すべての祭りに言えることですが、見るより、参加する方が、一層面白そうなお祭りでした。
ゴトビキ岩
神倉神社の急な石段