いやー、久しぶりの製造日記です。
ここ1ヶ月ほど、ゆずと格闘しておりました。
ゆず酢やゆず味噌の原料となる、ゆず果汁やゆず皮を1年分確保しておかなければなりません。
熊野鼓動では、生産者が収穫する以外に、スタッフが収穫作業から始める畑もあります。
中山間地で進む、高齢化のために、収穫作業のままならない畑が増えているからです。
ゆずの収穫は、ゆずの樹との闘いともいえます。
なぜなら、相手は枝に鋭い刺を備えているからです。
対する人間は、厚手の上着・皮手袋・ヘルメット・ゴーグルなどで防御します。
それでも、服を突き抜けた刺で結構傷だらけです。
いかにも、収穫しているという実感の沸く作業です。
収穫されたゆずは搾る前に水洗いします。
今年は大根洗い機を借りてきて、ゆずを洗ってみました。
成果は絶大!大量のゆずも、すばやく、きれいに洗えました。
その後は、昔ながらの小さなゆず搾り機で、コツコツ搾り、風味を落とさないように冷凍保管しておきます。