われに還る熊野
The Reflexive Kumano

時間を切り売りして得たマネーの力で、物事を手に入れる都会のライフスタイルを捨て、
「自給」を基本に「信頼」と「互恵」に基づく生活へと転換することで、等身大の自分を取り戻したいと考え
私たちは東京や大阪から紀伊半島の奥深く、世界遺産の地 熊野へと移り住みました。
地場産品を加工する作業所を運営し、自らも畑を耕しながら
日常の暮らしの中で感じたこと、熊野の四季折々の姿を記します。

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串本・大島の生産者を訪問しました。
試作品を作ったり、仕様書や提案書を作成したり
イベントやらも重なって更新が遅くなりました。(いいわけ)



11月13日・・・ (何日経ったのか…) |||||| ○| ̄|_
本州最南端、串本の大島にある「大串鯛 ひらまる」さんを訪問しました。
先に申し上げておきますが、決して魚を食べに遊びに行ったのではありませんです。
紀州・熊野の魅力を都心部の方々にご紹介していくのに
業種を越えて、いろんな方たちと一緒に取組みができないか打ち合わせに行ったのです。

目の前は、こーんなにきれいな海が広がっています。

大島の海

しゃちょうが申しますに
「2年ぶり。」とのことでございます〜。
同じ和歌山と言っても、なっかなか広くて
お会いしたくても機会がないと思うように本当に会えないものです。


大島の海に立つしゃちょう                 海に立つしゃちょう。(サービスカット?)


さて、
ひらまるさんは主に真鯛の養殖と干物作りを大島でされていて、
なんと!その‘真鯛’で、すばらしい干物を作られているのです。

目の前の串本の海で獲れた季節の地魚の干物もありま〜す魚
詳しくはコチラ


真鯛がいっぱい        選別のために真鯛をいけす?を小さく区切って集めます。
        通常はもっと広くて、びゅんびゅん泳ぎ回っています。


真鯛を寄せてサイズの良いものをすくい上げます。            ちょうど良いサイズのものを1尾ずつ数えながらすくい取ります。
            目で見て判断して「これっ」というヤツに狙いを定めるのですが、
            ほぼ同じ重さのものが揃えられるそうです。スゴイっ!



とびうおの燻製       燻製もあります。これは30cm近いとトビウオ。
       しっかりとしたスモークに、じわ〜っと脂がのっててめちゃうまっラブ


よろりの刺身〜♪       ヨロリのお刺身。外見は真っ黒けの深海魚なのだそうです。
       地元の魚で、せっかくだからとお刺身にしてくださいました。
       あっさりとしているのにもちもち〜っとして、でも脂もあって初めてのあじわい♪
       これを酢と麦味噌と青唐辛子でいただくんですよー(あ〜思い出してきたっ)

    
いかりんぐっ       まかない用に作ってあったといういかりんぐ〜ぴかぴか


はい。
きれいな海を前に、ごはんまで炊いていただいてごちそうになってしまいました。
おいし〜ぃっ!
   

1頭ずつ手彫りで作ったイルカは全部で1700頭!        魚に塩をして、なじむまでの時間に手彫りのイルカを彫られています。
       1頭ずつは10cmより小さいぐらいですが、時間を重ねていまや1700頭!
       その迫力は実物でないと伝わらないです。いろんなイベントにも貸し出されるぐらい。


で、
いただいてしまいました。

おみやげの鯛       おみやげに鯛。


でかいですっ       でかっ。


真鯛のお刺身♪       その晩はお刺身でーす。


ちなみに、
翌日もお刺身で
その次の日はごぼうとアラ炊きに
そして〆は鯛めしでいただきました〜。
(業務連絡:ごめんなさいっ。しゃちょうと半分ずつ分けました。
 それ以上には私の腕では分けられませんでしたひやひや

あんまりおいしくて食べるのに夢中で写真撮るの忘れましたたらーっ



手描きの絵のある名刺       ひらまるさんの名刺には手描きの魚の絵が印刷されています。
       キレイですアート


目の前の海で自分で育てた真鯛や地で獲れた魚を塩だけで干物に。
真冬でも氷水を使って加工し、魚の鮮度を保ちます。

新鮮で、そのままでもおいしい魚を干物にする。
手間隙かけた分、生よりおいしくならないと意味がない。

「干物って、ぼそっとしてあんまりおいしくないしなぁ。」

とお感じの、スーパーで安い干物を買っていらっしゃるあなた!
安い輸入や冷凍の魚を調味液に漬けて乾燥機で干したものとは違います。

ぷっくり、じゅわ〜っ
ほこっと身のほぐれるおいしい干物、いかがですか。
食べたいっと思ったらコチラ→http://www.hiramaru.com/
もっと知りたい!情報満載ひらまるさんのお魚ブログはコチラ→http://blog.murablo.jp/ookushitai/




                               
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| 共にがんばる仲間たち | comments(3) | - | posted by 亀岡 佳奈
田辺弁慶映画祭
田辺弁慶映画祭ポスター

11月1〜3日に第2回田辺弁慶映画祭が田辺市で開催されました。
2日目に行き、4本の作品を見て、映画に浸かってきました。

若手監督の作品を対象とする映画祭なので、
どんな映画なのだろう、と一抹の不安がありましたが、
いずれもしっかりとした作品で、
コンペティション作品は、上映後、監督や俳優が登壇してきて、審査員との質疑応答があって、映画祭という感じを楽しめました。
上映後には必ず拍手が起こるというのも、いかにも映画祭でしたね。

田舎暮らしをしていると、ちょっと変わった映画を見る機会がないのが欠点ですね。
ケーブルTVなら、いろいろやってはいますが、
映画はやっぱり映画館の暗いところで見たいものです。

だから、こういう機会が貴重なものなので、
都会に住んでいたときより、そういう機会を逃さないようにしているようです。
都会に住んでいると、映画祭があっても行かなかったような気がします。

でも、この映画祭、あんまり宣伝されていなかったようで、偶然知りえたものでした。
こういう企画は、しっかり宣伝して、多くの人が参加するようになってこそ、定着したといえると思います。
来年に期待します。
                               
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| 山村の地域おこし | comments(0) | - | posted by 安原 克彦
秋のメインイベントは柚子採り
ゆずとり

ゆずとり

製造部の秋のメインイベントは、なんと言っても、柚子採り!
毎年、書いているので、ご存知の方も多いかと思いますが、
熊野鼓動では、柚子の収穫も行っています。

生産者が自ら収穫する柚子もありますが、
生産者の高齢化などで、収穫できなくなった畑も多く、
伸び伸びと育ち、野性に帰ろうとしている柚子の木も多くなっています。

その木の収穫に立ち向かうのが、製造部の秋行事です。

これも毎年書いていることですが、柚子の木は、見事なトゲをまとっていて、
不用意に近づいてくる、お気楽な収穫者を、たやすく撃退してくれます。
だから、柚子の実を収穫するときは、身を引き締めて、心して取り組まなければなりません。
ヘルメット、皮手袋、手首はガムテープで肌が露出しないようにしても、
服を突き抜けてくるトゲの痛さに耐えて、
何度も木から落ちそうになりながら、
果実をゲットしたときの、なんともいえない達成感。
この感情を心理学的に分析してみると、面白いかも。

熊野鼓動の柚子酢の原料となる柚子は、農薬が一切かかっていないもののみ。
だから、柚子の皮には、あばたも、ほくろもありますが、
中身はフレッシュそのもの。
搾って、果汁を使うのだから、これで十分です。

でも、日当たりの良い、木のてっぺん付近には、とってもきれいで、大きな実がついているのですよ。これが。
                               
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| 加工部の製造日記 | comments(0) | - | posted by 安原 克彦
できたて。なま釜餅の季節です。


地元のみで買える、できたて生釜餅は秋冬限定。もっちもちのよもぎ餅に自家製粒あんがたっぷり。

熊野本宮・釜餅はいかがですか。


「へぇ〜っ!これってよもぎの色なんや〜っ!」
と、驚かれるほどふんだんに搗きこんだよもぎ。

あんこ職人、榎本氏が炊くこだわりのつぶあん。

そして名脇役のきなこ。


それぞれの味わいはもとより、
お互いが引き立てあう絶妙なバランス。


一度食べたら、
「これまでのよもぎ餅はなんだったんだろう・・・。」
とも思わせる釜餅。

(今日は強気?)


「もう秋やなぁ。涼しなったし、そろそろ釜餅の季節やなぁ。」
と感じ始める頃から、5月の連休ぐらいまでの期間(田舎らしいアバウトさ。)
地元でだけ味わえるできたての‘生’釜餅。

買ったその日にお召し上がりください!

餅だもん。
硬くなっちゃいます。

でろでろ〜っと溶けるようにやわらかくするもんとか、
日にちが経ってもかたくなれへんようにするやつとか、
腐れへんようにするやつとか、一切入ってないです。

本当〜に‘生もん’です。

週末限定で本宮町の道の駅ほんぐうさんとAコープみさとさん、
新宮市のAコープなちさん、Aコープランティスさん、マエオカストア各店さん、マルヰマートさん、
太地町の太地漁協スーパーさんで販売しています。

あ、数量も限定ですのでお早めに!
(おばぁちゃんたちの手業をもっても、たくさん作れないのです。)




「え〜〜〜 そこで買うのはちょっと無理〜。」という方には、
できたてを急速冷凍し、おいしさを閉じ込めた釜餅を通信販売しています。

(急速冷凍機も業務用のすごーい低温でささっと凍らせるすごいやつ!)

ご家庭で食べたい時に自然解凍するだけ。


おばあちゃんたちの手業で1個1個手包み。
手作りでしか作り出せないおいしさ、とろふわでもっちもちの熊野本宮の釜餅をぜひどうぞ。





                               
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| 熊野鼓動からのお知らせ | comments(0) | - | posted by 亀岡 佳奈
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